LEXUS日本上陸20周年 ― 関西の街で育った「新しい高級車のかたち」

大阪・関西圏において長年にわたり、多くのお客さまへ高級車や輸入車をご案内してきた私たち株式会社グッドディールにとって、2025年は特別な一年となります。
それは、LEXUSが日本国内で正式にブランド展開を開始してから、ちょうど20年という節目を迎える年であるためです。

関西においても、LEXUSをお選びになるお客さまは年々増加しております。「落ち着きのある高級感」「扱いやすいサイズ」「維持のしやすさ」「国産ブランドならではの安心感」などの理由から、幅広い年代のお客さまにご関心をお寄せいただいております。

この20年の間に、LEXUSがどのように変化し、どのような価値を築き上げてきたのか。
今回は、私たちの視点から、一般の方にも読みやすい形で、その歩みを振り返ってまいります。

LEXUSが生まれた背景

LEXUSの物語は、日本での販売開始よりもはるか以前、1980年代にまでさかのぼります。
当時、トヨタのトップが投げかけた一つの問い――

「世界で最もご満足いただける高級車をつくれないだろうか」

この問いを起点として、徹底した秘密プロジェクトが動き始めました。
快適性、静粛性、乗り心地、耐久性。いずれの要素にも一切の妥協を許さない姿勢で開発が進められ、その結果、北米で初めて発表されたモデルは大きな反響を呼びました。

“国産メーカーだからこそ可能な丁寧なものづくり”と、“海外市場で磨かれた高級感”の双方を両立させた点が、高く評価されたのです。

海外で育てたブランド

LEXUSはしばらくの間、日本国内では展開されず、海外市場のみで育てられてきました。
これは、従来のトヨタ車と同じイメージを持たれることなく、まったく新しい高級ブランドとして認識していただくための戦略によるものです。

北米を中心に信頼を積み重ね、着実に評価を確立していく中で、LEXUSは次第に「世界的な高級ブランド」としての地位を揺るぎないものにしていきました。

車を売るだけではない場所

2005年、ついに日本国内でのLEXUSの展開がスタートしました。
特に大きな注目を集めたのが、全国に整備された専用ショールームです。
従来の販売店とは異なり、落ち着いた照明や静かな空間づくり、そしてまるでホテルラウンジのような上質な雰囲気が大きな特徴でした。

関西でも「一度あの新しいショールームに行ってみたい」というお声を多くいただき、車を見る前に“居心地の良さを体感するために訪れる”お客様も少なくありませんでした。
この頃から、一般のお客様の間で“LEXUS＝体験型の高級ブランド”という印象が徐々に広まり始めていきました。

最初に登場したモデルたち

日本上陸時に用意されたモデルは、セダンやクーペといった、いわゆる定番のスタイルが中心でした。
ただし、その内容は単に「トヨタ車の高級仕様」というものではありません。デザイン、走行性能、安全性に至るまで、一貫した思想と哲学に基づいて構築されていたのです。

外観はシンプルでありながら清潔感のある佇まい。
走行は静粛で滑らか。
さらに、国産車ならではの扱いやすさも兼ね備えていたため、関西の街中でも自然に馴染み、違和感なく乗ることのできる高級車として受け入れられていきました。

関西のユーザーが感じた魅力

私たちグッドディールへご来店くださるお客さまの多くも、LEXUSをご検討される際には、次のような理由を挙げられます。

• 上品で飽きのこないデザイン
• 狭い道や駐車場が多い関西でも扱いやすいサイズ感
• 維持費や燃費に対する安心感
• 故障時の丁寧で的確な対応

とりわけ「誠実さ」や「丁寧な対応」といった点は、輸入車にはないLEXUSならではの魅力として、多くのお客さまにご支持いただいています。

LEXUSが築いた“3つの柱”

日本での展開から20年を振り返ると、LEXUSの成長は大きく三つの要素によって支えられてきたことがわかります。

1.丁寧な車づくり

LEXUSの大きな特徴として挙げられるのは、細部の仕上げにまで徹底してこだわる姿勢です。
塗装の滑らかさ、室内の素材の触り心地、パネル同士の隙間の整い方など、あらゆる要素の質が非常に高く保たれています。

こうした丁寧なつくり込みが、静粛性や快適性を生み出し、交通量の多い関西のような地域でも「疲れにくい」とのお声を多く頂戴する理由となっています。

2.気配りのある接客

LEXUSの販売店は、単なる“車をご説明する場所”ではなく、“お客様が心地よく過ごせる空間”として設計されています。
飲み物のご提供ひとつを取っても丁寧で、その居心地の良さに魅力を感じられるお客様は少なくありません。

こうした接客品質の積み重ねが、ブランド全体への厚い信頼へとつながっていったのです。

3.時代に合わせた車種展開

特に大きな転機となったのが、SUVモデルの登場です。
RXやNXといったSUVは、家族での利用がしやすく、乗り降りも楽に行えることから高い支持を集めました。

関西でも人気は非常に高く、これらのモデルがLEXUSの販売を大きく伸ばす原動力となりました。

ブランドの象徴「LFA」が示した意味

LEXUSの20年を語る際、必ずと言ってよいほど名前が挙がるのが、特別なモデル「LFA」です。
LFAは、大量販売を目的としてつくられた車ではなく、技術者たちが“自分たちの理想を一台の車として形にした”と言える存在でした。

LFAには、軽量化を徹底的に追求した素材や専用設計のエンジンが採用されており、走りのレスポンスやサウンドに至るまで、細部にわたり緻密に作り込まれています。
実際にご覧になったお客さまからは、「国産車でここまでやるのか」と驚きや感心の声をいただくことも多くありました。

こうした挑戦は、LFAという1台だけで終わるものではありません。
LFAの開発を通じて得られた知識や技術は、その後のLEXUS全車種の品質向上に確実に活かされています。
“目には見えない努力”が静粛性や滑らかな乗り心地となって表れ、日常使いのモデルでもその恩恵を感じていただける仕上がりとなっているのです。

大阪・関西のお客さまの中にも、「LFAを知ったことがきっかけでLEXUSを選んだ」という方は少なくありません。
ブランドの哲学を象徴する存在として、LFAは今もなお特別な意味を持ち続けています。

LEXUSが強くなった転換点 ― SUVの台頭

LEXUSが日本で確かな地位を築いた理由の一つとして、SUVラインナップの成功が挙げられます。

近年の大阪・神戸・京都といった関西の市街地を見ても、SUVの姿は非常に多く見られます。
車高が高いため視界が広く、周囲の状況を捉えやすいことに加え、家族利用や荷物の積載にも柔軟に対応できる点が支持されている理由です。

LEXUSがSUVモデルを強化したことは、まさにこうした時代のニーズに合致した最適な選択であったと言えるでしょう。

RXの存在感

RXは、日本においてラグジュアリーSUVというジャンルを広く浸透させたモデルの一つと言ってよいでしょう。
大きすぎず小さすぎない絶妙なサイズ感で、街中でも高速走行でも扱いやすく、関西のお客さまからも「ちょうど良い」というお声を非常に多くいただく車種です。

室内には落ち着いた空気が漂い、揺れが少なく、静粛性にも優れているため、安心して過ごせる空間が広がっています。
この“頑張りすぎない上品さ”こそが、LEXUSらしさを象徴する魅力のひとつとなっています。

NXが広げた新しい層

NXは、よりコンパクトで扱いやすいSUVとして登場し、若い世代を中心に高い人気を獲得しました。
「輸入車のデザインは好きだけれど、維持面での安心感も欲しい」
「家族と共有するため、運転しやすいサイズが良い」
こうしたお客様の声に見事に合致したことも、支持が広がった理由の一つです。

実際に、グッドディールでもお問い合わせが非常に多い車種のひとつとなっています。
初めてLEXUSにお乗りになる方にも選ばれやすいモデルであり、ブランド全体の販売を大きく後押しした存在と言えるでしょう。

SUVが生んだ“ブランドとしての余裕”

SUVの人気は、単に販売台数が増えたという事実だけにとどまりません。
売れ筋となる車種が存在することで、ブランドとして新たな技術開発や挑戦へ投資しやすくなります。
その結果、LSのような上級セダンやスポーツモデルにもさらなる磨きがかかり、LEXUS全体の品質向上へとつながっていきました。

“街で見かける機会が増えるほど、ブランドへの信頼度も高まる”。
これは、高級車ブランドにとって非常に重要なポイントと言えるでしょう。

LEXUSが大切にしてきた“体験”という価値

LEXUSが他の高級ブランドと一線を画している点として、“体験を重視している”という姿勢が挙げられます。
これは、車の性能やデザインにとどまらず、お客様とスタッフとの関わり方まで含めて大切にするという考え方です。

丁寧な接客の文化

店内に足を踏み入れた瞬間から、静かで落ち着いた空気が漂っています。
座席の配置、飲み物の提供、案内の仕方に至るまで、すべてが「お客様に心地よく過ごしていただくにはどうすればよいか」を基準に丁寧に整えられています。

私たちグッドディールでも、LEXUSをご購入されたお客様から「お店の対応も含めて満足できた」とのお言葉を多く頂戴しています。
車そのものの魅力に加え、こうした細やかな気配りは印象に残りやすく、満足度の高さにもつながっているのだと感じます。

日本らしい“おもてなし”

LEXUSの接客には、日本ならではの丁寧さが息づいています。
言葉で説明する前に相手の動きを先回りして行動する。
お客様の時間を無駄にしないよう、シンプルで心地よい案内を心がける。

こうした姿勢は、海外の高級ブランドとはまた異なる方向性の価値であり、LEXUS独自の魅力として評価されています。

乗る人のことを考えた静けさと快適さ

LEXUSが大切にしている「静けさ」は、単に車内の音が小さいということだけを意味するものではありません。
運転時のストレスを軽減し、疲れにくさを高め、同乗者との会話が自然に楽しめる環境を整えること――。
こうした“体験そのものの質”を高めることこそが、LEXUSの目指す静粛性です。
そしてその価値は、日常的に乗り続けるほど深く実感できるものでもあります。

特に、大阪のように交通量が多く、信号や車線変更も頻繁に行われる都市部では、この静けさや滑らかな走りが大きな安心感へとつながります。

電動化という大きな転換 ― 「Lexus Electrified」へ

ここ数年、車業界では“電動化”が大きな潮流となっています。
LEXUSもまた、その最前線に立つブランドの一つです。

すべては“走りを良くするため”の電動化

電動化という言葉からは、まず「環境への配慮」を思い浮かべる方が多いかもしれません。
もちろん環境対策は非常に重要ですが、LEXUSが目指しているのはそれだけではありません。

電気の力を活用することで、

• 加速がより滑らかになる
• 車内の静粛性が一段と高まる
• 道路状況に応じてクルマの姿勢をきめ細かく制御できる

といったように、“乗り味そのもの”の向上が実現できます。

つまり、LEXUSが追求するのは“走行性能と快適性を進化させるための電動化”という考え方なのです。

すべての車に電動モデルを

LEXUSは今後、すべての車種に電動モデル（ハイブリッド、プラグインハイブリッド、EV）を設定し、将来的にはEVを中心としたブランドへと進化していく方針を掲げています。
これは、性能の向上にとどまらず、お客様にとっての安心感や扱いやすさをさらに高める狙いも含まれています。

特にハイブリッド技術は、LEXUSが長年にわたり培ってきた得意分野であり、街中でも高速走行でも扱いやすいことから、関西でも高い人気を誇る理由の一つとなっています。

未来像を示した車たち

LF-30やLF-Zといったコンセプトカーは、未来のLEXUSが描く“新しい走りのかたち”を提示したモデルです。
車体の動きを電気の力で精密に制御する技術や、ハンドル操作をよりシンプルにする仕組みなど、運転そのものの概念が大きく変わり得る可能性を示しました。

これらの先進技術は、すでに一部の市販モデルにも取り入れられ始めており、今後さらに広く展開されていくことが期待されています。

20年で変わったLEXUSの“立ち位置”

日本での展開が始まった当初、LEXUSの存在感は今ほど大きくはありませんでした。
「国産車の高級版にすぎないのではないか」といった声が聞かれることもあったほどです。

しかし、あれから20年を経た現在、状況は大きく変わりました。

SUVの支持拡大、ハイブリッド技術の進化、丁寧で質の高い接客――。
これらが組み合わさることで、LEXUSは日本全体で安定した人気を持つブランドへと成長しました。
高級輸入車のような個性と、国産車ならではの扱いやすさを両立している点が、多くの方に選ばれ続ける理由だといえます。

大阪・兵庫・京都においてもLEXUSの姿は確実に増え、街を走る風景の中に自然に馴染む存在となっています。

関西での人気が高い理由

私たちグッドディールが関西のお客さまと日々接する中で感じるのは、次のようなお声が非常に多いということです。

• 家族でも乗りやすいサイズが選べる
• 短距離・長距離のどちらでも使いやすい
• 街乗りでの静けさが心地よい
• 維持面での安心感がある

関西の街はコンパクトで、道幅が狭いエリアも多く見られますが、LEXUSはその環境に自然に馴染みます。
この“生活に寄り添う高級車”という立ち位置こそが、現在の高い支持につながっているのだと感じています。

グッドディールで理想の一台を

大阪・関西圏であなたにピッタリの中古車をお探しの方は、ぜひグッドディールにご相談ください。豊富な在庫と、経験豊富なスタッフがあなたのライフスタイルやニーズに合った最適な車選びをお手伝いします。

・オンライン査定、来店予約は無料
・輸入車専門のメカニックによる安心の整備体制
・購入後のアフターサービスも充実

また、現在お持ちの車の高価買取も実施中。乗り換えを検討中の方も、まずはお気軽にお問い合わせください。
あなたの目的に合ったカーライフを、グッドディールが全力でサポートします。