【2026年最新】ベンツのリセールバリュー徹底解説|車種別ランキングと高く売るコツ

「ベンツはリセールが悪い」。そんな話を聞いて、購入や売却に二の足を踏んでいる方は少なくないのではないでしょうか。一方で、Gクラスのように新車価格を上回る値がつくモデルもある。いったいどちらが本当なのか、混乱してしまうのも無理はありません。

ネットで「リセールバリュー ベンツ」と調べても、出てくるのは数字を並べただけのデータベースか、買う側の目線で書かれた記事ばかり。しかも、サイトによってランキングがバラバラで、どれを信じればいいのかわからない。「なぜそのモデルが高いのか」「自分のベンツをいつ・どう売れば一番得なのか」という、いちばん知りたい部分に答えてくれる記事は、なかなか見当たらないはずです。

私たちグッドディールは、大阪で輸入車・高級中古車の買取と販売を専門に手がけており、メルセデス・ベンツの査定には日常的に携わっています。この記事では、2026年最新のリセールデータを整理したうえで、買取の現場でしか見えてこない「数字の裏側」と、ベンツを最高額で手放すための具体的な戦略まで、本音でお伝えします。

目次

ベンツのリセールバリューは本当に低いのか?(業界の本音)

結論から言えば、「ベンツ=リセールが低い」は半分正解で、半分は誤解です。

たしかに、Cクラスやセダン系の量販グレードは、国産の人気車に比べると値落ちのスピードが速い傾向があります。新車から数年で大きく値を下げるモデルがあるのも事実です。しかしその一方で、GクラスやマイバッハGLS、AMGの一部モデルのように、数年落ちでも極めて高い残価率を保つ——どころか、状態によっては新車価格を上回ることすらあるモデルが存在します。

つまりベンツは、モデルによってリセールの明暗が極端に分かれるブランドなのです。買取の現場で日々感じるのも、「同じベンツでもここまで差が出るのか」という驚きを、お客様と共有する場面の多さです。だからこそ、「ベンツ」と一括りにせず、車種ごとに正しく理解することが何より重要になります。

【2026年最新】ベンツ車種別リセール率

まずは具体的な数字を見てみましょう。以下は、ある査定データサービス(ユーカーパック調べ)による主要モデルの5年後残価率の一例です。

車種5年後残価率(目安)
Vクラス約59.06%
CLAクラス約52.72%
マイバッハGLS約52.61%
Eクラス オールテレイン約49.90%
GLAクラス約47.91%
Gクラス約44.91%
EQS(EV)約27.92%

※上記は各査定・買取メディアの公開データに基づく参考値です。集計方法や時期により数値は変動します。

この表を見て「あれ?」と思った方は鋭い。あれほど高いと言われるGクラスが44.91%と、意外にも中位に沈んでいます。そしてEV系のEQSは27.92%と、明確に最下位。実はこのGクラスの数字こそ、次にお話しする「媒体によってリセール率が違う」問題の入り口なのです。

なぜ媒体によってリセール率が違うのか

ベンツのリセールを調べると、サイトごとに順位も数字も大きく食い違います。これは買取業者の立場からはっきり説明できる現象です。

媒体(データの性質)上位に来るモデルの傾向
ガリバー(直近の買取データ)CLEが約65〜73%で1位、Eクラスオールテレイン約60%、Gクラス約58%台
ユーカーパック(査定データ・5年残価率)Vクラスが約59%で上位、Gクラスは約45%
トップランク(独自調査)1位Gクラス、2位GLB、3位GLA、4位GLC、5位GLS

※上記は各社が公開する調査・データに基づく参考値で、集計対象期間や算出方法が異なります。

同じGクラスでも、ある媒体では1位、別の媒体では中位。この差が生まれるのは、各媒体が「何の価格を」「いつの時点で」集計しているかが違うからです。買取店の実買取データなのか、ユーザー査定の平均なのか、中古として売られている販売価格なのか。さらに、対象とする年式やグレードの幅も媒体ごとに異なります。Gクラスのように玉数が少なく高額なモデルは、サンプルの取り方ひとつで数字が大きくブレるのです。

では、どれを信じればいいのか。あなたが「売る側」なら、見るべきは買取データに近い数字です。実際、別の市場データではGクラスの5年落ち残価率は70〜82%とも言われ、状態の良い個体は突出した高値で取引されています。一つの媒体の数字を鵜呑みにせず、「自分の車・自分のグレードが、今いくらで買い取られているか」を直接確かめるのが、結局いちばん確実です。

リセールが高いベンツの特徴5つ

媒体で数字は揺れても、「値落ちしにくいベンツ」の条件は共通しています。査定の現場から見えてくる5つの特徴です。

  • 世界的に需要がある:Gクラスのように北米・中東・中国で人気のモデルは、輸出需要が国内相場を強力に支えます。
  • 生産・供給が限られる:手作業生産や受注制限で台数が絞られるモデルは、希少性が価格を支えます。
  • 定番カラー+人気装備:オブシディアンブラックやポーラーホワイト、AMGライン・サンルーフ・本革などが評価されます。
  • SUV・多人数モデル:Gクラスやゲレンデ系、Vクラスなど実用性と所有満足を兼ねた車は底堅い需要があります。
  • AMGなどの高性能・希少グレード:ノーマルより値落ちが緩やかで、コレクション性も評価されます。

Gクラスのリセールが伝説的に高い理由(生産待ち・世界需要)

ベンツのリセールを語るうえで、Gクラス(ゲレンデヴァーゲン)は別格の存在です。なぜここまで値が落ちないのか。理由は明確です。

最大の要因は、圧倒的な「供給の少なさ」です。Gクラスはオーストリア・グラーツの工場で、いまも多くの工程を手作業で組み立てており、年間の生産台数は約4万台規模に絞られています。世界中で需要が膨らむ一方、供給が追いつかないため、新車の納期は1〜2年待ちが常態化し、時期によっては受注停止になることもあります。

「新車をすぐ手に入れたい」という需要は、必然的に「即納できる中古車」へ流れます。これが中古Gクラスの価格を強烈に押し上げ、走行距離が少なく人気グレード・人気色の個体では、残価率が100%を超える——つまり新車価格より高く売れるケースすら生まれるわけです。北米・中東・中国でも即納中古の争奪戦が続いており、日本の相場もこれに連動して高値を保っています。市場データでは5年落ちでも残価率70〜82%とされ、国産SUVの1.5倍以上の資産性とも言われます。

ここで一点、知っておきたいのが「グレー(並行)輸入車」との関係です。正規ディーラー車に加え、並行輸入のGクラスも市場に存在しますが、保証や整備履歴の面で正規ディーラー車のほうが査定で有利になりやすい傾向があります。最近は過熱した相場にやや調整も見られますが、それでもGクラスがリセールの王者であることに変わりはありません。Gクラスの査定では、グレード・年式・色・装備の一つひとつが金額に大きく響くため、評価に慣れた専門店に出すことをおすすめします。

Cクラス・Eクラス・Sクラスの正直なリセール傾向

主力セダンであるCクラス・Eクラス・Sクラスのリセールは、Gクラスとは事情が異なります。ここは正直にお伝えします。

Cクラスは販売台数が多く玉数も豊富なため、中古市場では供給が潤沢で、値落ちは比較的早めです。Eクラスは、セダンよりもオールテレイン(クロスオーバー系)のほうが残価率が高く出る傾向があり、データでも約50〜60%と健闘しています。最上級のSクラスは、新車価格が非常に高いぶん、数年での値下がり「額」が大きくなりやすく、残価率としては伸び悩むことが多いモデルです。ただしSクラスは装備・状態の良い個体や、海外需要のある仕様だと評価が変わることもあります。セダン系は「グレード・装備・色」で査定差が開きやすいジャンルだと考えておくとよいでしょう。

あなたのベンツ、今いくら?まずは相場をチェック

媒体のランキングより知りたいのは、ご自身のベンツの今の査定額のはず。
輸入車専門のグッドディールが、海外相場も踏まえてお答えします。

EV系(EQS・EQE・EQB等)の急落とその背景

ベンツのリセールでいま最も注意が必要なのが、EQシリーズに代表される電気自動車(EV)です。

先ほどの表でもEQSは残価率27.92%と、ベンツの中で突出して低い数字でした。背景にはいくつかの要因が重なっています。EVは技術の進歩が速く型落ちが早いこと、バッテリーの劣化への不安が中古購入をためらわせること、そして新車の値引きや補助金の動向に相場が振り回されやすいこと。さらにEQSやEQEは「大型セダン」というボディタイプ自体が国内では人気薄で、「不人気のセダン × リセールの弱いEV」という条件が重なってしまっています。

もしEQS・EQE・EQBなどをお持ちで、数年内に手放す可能性があるなら、早めに動くことを強くおすすめします。EVのリセールは下落の勢いが読みづらく、待っているうちに大きく値を下げてしまうリスクがあるためです。正直なところ、私たちプロから見ても、ベンツのEVは「いつ売るか」の判断が最も難しいカテゴリーです。迷っているなら、まず現在の査定額を把握しておくのが安全策になります。

AMGモデルのリセールはどう違うか

同じ車種でも、AMGモデルとノーマルモデルではリセールの傾向が変わります。一般的に、AMGは値落ちが緩やかです。

観点ノーマルモデルAMGモデル
値落ちのスピード標準的緩やかな傾向
需要の性質実用・コスト重視層性能・希少性を求める層
玉数多い少なく希少
海外需要モデル次第高性能モデルは根強い

※上記は中古車市場の一般的な傾向に基づく参考値です。

AMGはそもそもの台数が少なく、性能や所有満足を求める層からの需要が安定しているため、ノーマルより価値が落ちにくいのが基本です。G63のような高性能SUVは、Gクラス人気とAMG人気の相乗効果で別格の強さを見せます。また、フルAMGでなくても、外装の「AMGライン」やパッケージオプションが付いているだけで査定が上向くことも多く、装備の有無は侮れません。AMG車を査定すると、ノーマルとの差をあらためて実感する場面が少なくありません。

ベンツを最高額で売るための5つの実践テクニック

ここからは、今お持ちのベンツを少しでも高く売るための、具体的なアクションを5つお伝えします。

1. 正規ディーラーの整備履歴を揃える

輸入車は「きちんと整備されてきたか」が査定を大きく左右します。正規ディーラーでの点検・整備記録が残っていると、状態への信頼が高まり評価が上がります。記録簿は必ず保管しておきましょう。

2. 人気色・人気装備を活かす

オブシディアンブラックやポーラーホワイトといった定番色、AMGライン、サンルーフ、本革(ナッパレザー)、先進安全装備などはプラス査定の対象です。これらが付いている個体は、その価値をきちんと評価できる買取店に出すことで差が出ます。

3. モデルチェンジ・車検の前に動く

フルモデルチェンジが発表されると現行型の相場は下がりやすく、車検を通す直前も売却の好機です。タイミングを逃さないことが、数十万円の差につながります。

4. 海外販路を持つ専門店を選ぶ

ベンツは世界的に需要のあるブランドです。海外への直接販売ルートを持つ買取店なら、国内相場だけでは測れない海外需要を査定に反映でき、思わぬ高値がつくことがあります。輸入車に強い専門店を選ぶことが重要です。

5. 複数社で査定し、相場感を持って交渉する

1社だけの査定では、その金額が妥当かどうか判断できません。複数の査定を取り、相場感を持って臨むことで、適正な評価を引き出せます。リセールの基礎をおさらいしたい方は高級輸入車のリセールバリューを解説した記事もあわせてご覧ください。

大阪・関西在住者ならではのベンツ売却戦略

大阪・関西でベンツを売るなら、地域性も味方につけたいところです。

関西のお客様に多いのが、芦屋・西宮といった阪神間の高級住宅地を中心とした、根強いベンツ需要です。このエリアではGクラスやAMG、Sクラスといったステータス性の高いモデルへの需要が厚く、状態の良い個体は地元でも評価されやすい傾向があります。色でいえば、白・黒に加えて、セレナイトグレーのような落ち着いた人気色も堅調です。

大阪エリアでは特に、輸入車を「国内相場」だけで査定する店と、「海外需要」まで織り込める店とで、提示額に差が出やすいと感じています。ベンツのように世界で売れるブランドは、海外販路を持つ買取店に出すかどうかで結果が変わります。先日も、もう乗り換えをとご相談に来られたベンツオーナーのお客様が、海外需要を反映した査定額に驚かれていました。価値のある1台だからこそ、その価値を正しく評価できる相手に託していただきたいと思います。

売却ベストタイミング(年式・走行距離・モデルチェンジ)

最後に、売り時の判断軸を整理します。ベンツを高く売るうえで意識したいのは、年式・走行距離・モデルチェンジの3つの節目です。

年式では、3年目の初回車検前と5年目が一つの目安です。走行距離は、5万km・10万kmといった大台を超える前が有利で、とくに10万kmの壁は査定に大きく影響します。そしてモデルチェンジ。新型が出ると現行型の相場は下がるため、フルモデルチェンジの噂が出始めたら早めに動くのが得策です。加えて2026年は円安で海外の買取需要が高水準のため、世界で人気のあるベンツにとっては追い風の相場が続いています。「いつか売る」なら、需要が高い今の相場を無料査定で確認しておく価値は十分にあります。テスラなどEVの売り時も気になる方はテスラのリセールを解説した記事も参考になります。

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よくある質問(FAQ)

Qベンツはリセールバリューが低いというのは本当ですか?

A

半分は本当で、半分は誤解です。Cクラスやセダン系の量販グレードは値落ちが比較的早い傾向がありますが、GクラスやマイバッハGLS、AMGの一部モデルは数年落ちでも非常に高い残価率を保ち、状態によっては新車価格を上回ることもあります。ベンツはモデルによってリセールの明暗が極端に分かれるブランドなので、車種ごとに見極めることが重要です。

Qベンツでいちばんリセールが高いモデルは何ですか?

A

総合的にはGクラス(ゲレンデヴァーゲン)が別格です。オーストリアでの手作業生産で年間生産台数が限られ、新車納期が1〜2年待ちになることもあるほどの世界的需要があるため、即納できる中古に価格が集中します。状態の良い人気グレード・人気色の個体では残価率が100%を超えることもあり、市場データでは5年落ちでも70〜82%とされています。AMGのG63はさらに需要が根強いモデルです。

Qベンツのリセール率がサイトによって違うのはなぜですか?

A

各媒体が集計のもとにしている価格や対象期間、年式・グレードの幅が異なるためです。買取店の実買取データ、ユーザー査定の平均、中古販売価格など、何をもとにするかで数字は変わります。たとえばGクラスはガリバーの買取データでは上位、ユーカーパックの査定データでは中位というように、媒体で順位が割れます。売る側の方は、買取データに近い数字を参考にし、最終的には自分の車を直接査定してもらうのが確実です。

QベンツのEV(EQS・EQEなど)はリセールが悪いですか?

A

現状では弱い傾向があります。EQSの5年残価率は約28%という査定データもあり、ベンツの中で最も低い水準です。EVは技術進化が速く型落ちが早いこと、バッテリー劣化への不安、新車値引きや補助金の影響、さらに大型セダンというボディタイプ自体の人気薄が重なっています。数年内に手放す可能性があるなら、値下がりが進む前に早めに査定を受けておくことをおすすめします。

Qベンツを高く売るにはどうすればいいですか?

A

正規ディーラーの整備履歴を揃える、人気色・人気装備(AMGライン・サンルーフ・本革など)を活かす、モデルチェンジや車検の前に動く、海外販路を持つ輸入車専門店を選ぶ、複数社で査定して相場感を持って交渉する、の5点が効果的です。ベンツは世界で需要のあるブランドのため、海外需要を査定に反映できる買取店に出すかどうかで結果が変わります。2026年は円安で海外需要が高く、相場も追い風です。

※本記事に掲載しているリセール率・残価率等の数値は、各査定・買取メディアの公開データおよび中古車市場の集計情報に基づく2026年時点の参考値です。集計方法・時期により数値は異なり、実際の買取価格は車種・グレード・走行距離・車両状態・市場動向により変動します。

株式会社グッドディールが大阪で選ばれる理由

大阪・関西圏を中心に輸入車・高級中古車の買取と販売を手がける私たちグッドディールは、単なる中古車業者ではありません。お客様が大切にしてこられたお車の価値を、プロの眼識で正しく評価し、次のオーナー様へと橋渡しをするパートナーでありたいと考えています。

ベンツをはじめとする輸入車は、海外需要の影響が大きく、国内相場だけでは価値を測りきれません。私たちは海外への直接販売ルートを持っているからこそ、その価値を査定に反映できます。輸入車専門だからこその目利きと販路に自信を持って、お客様の手元に残る金額の最大化に努めます。「まだ売ると決めていないが、今の相場を知りたい」という段階のご相談も大歓迎です。査定を受けたからといって、その場で売却を迫るようなことは一切ありません。

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