【大阪の輸入車選び】なぜ今、BMWグランツアラーが狙い目なのか?関西の中古車市場で「賢い選択」と言われる理由をプロが解説

大阪・関西エリアを中心に、高級輸入車・中古車の販売と買取を行う「株式会社グッドディール」です。

私たちは日々、多くのお客様から車選びのご相談をいただきます。特に子育て世代のお客様からは、このような悩みをよく耳にします。

  • 「家族が増えたので広い車が欲しいけれど、大阪の道で大きなミニバンは運転しにくい」
  • 「国産ファミリーカーも便利だけど、輸入車らしい『走りの楽しさ』や『ステータス』も諦めたくない」
  • 「予算は抑えたいけれど、安っぽく見える車は嫌だ」

そんな関西の皆様に、私たちが今もっとも「賢い選択(グッドディール)」として自信を持ってご提案したいのが、BMW「2シリーズ グランツアラー」です。

実はこの車、現在の輸入中古車市場において「実力以上に価格が下がっている=お買い得」な状態にあることをご存知でしょうか? なぜ天下の高級ブランドBMWの7人乗りモデルが、これほどまでに手頃な価格で取引されているのか。そこには、プロだけが知る「市場の歪み」と「大阪での使い勝手の良さ」が隠されています。

目次

BMWグランツアラーとは?「異端児」が生んだ奇跡の実用性

まず、この車の立ち位置を整理しましょう。 2015年、BMWはブランド初となる7人乗りMPV(多目的車)として「2シリーズ グランツアラー」を投入しました。

  • ボディサイズ: 全長4,565mm × 全幅1,800mm × 全高1,645mm
  • 駆動方式: FF(前輪駆動)ベース ※一部xDrive(4WD)あり
  • 乗車定員: 7名(3列シート)

このスペックを見たとき、輸入車に詳しい方ほど「BMWなのにFF?」「BMWなのにミニバン?」と驚かれたことでしょう。当時のBMWファンからは「駆け抜ける歓びを捨てたのか」という厳しい声もありました。しかし、この「BMWらしくなさ」こそが、現在の中古車市場での「圧倒的なコスパ」を生み出す最大の要因となっているのです。

大阪・関西の道路事情にフィットする「黄金サイズ」

大阪市内や阪神間の住宅街は、入り組んだ狭い道や一方通行が少なくありません。全幅1,850mmを超える大型SUVや、全長5m近いLクラスミニバンでは、日常の買い物や子供の送迎、コインパーキングでの駐車にストレスを感じる場面も多いでしょう。

しかしグランツアラーは、全幅ジャスト1,800mmです。 この「1,800mm」という数字は、日本の機械式駐車場(パレット幅)に収まりやすく、大阪の路地裏でも対向車とのすれ違いに気を使わずに済む「黄金サイズ」です。

BMWは、室内空間を最大化するためにあえて伝統のFR(後輪駆動)を捨て、FF(前輪駆動)を採用しました。これにより、エンジンルームをコンパクトにし、この扱いやすいボディサイズの中に「7人乗り」というパッケージングを実現したのです。

私たちグッドディールが大阪のお客様にこの車をお勧めする最初の理由は、「関西の生活道路で無理なく扱える、最大級の輸入車」だからです。

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なぜ中古市場で「過小評価」されているのか?

新車時には400万円〜500万円以上した高級車が、現在の中古車市場(特に関西圏)では、走行距離5万km程度の個体でも総額100万円台から探せる状況になっています。これは、軽自動車の新車価格よりも安いケースすらあります。

「そんなに安いなら、何か致命的な欠陥や故障が多いのでは?」 そう不安に思うお客様もいらっしゃいますが、ご安心ください。車としての性能が低いから安いのではありません。 価格が抑えられている主な理由は、以下の「市場心理」によるものです。

理由①:ブランドイメージとのギャップによる需要のズレ

BMWというブランドに対して、多くのファンが求めているのは「FR(後輪駆動)のスポーティなセダン」です。そのため、実用特化のFFミニバンであるグランツアラーは、従来の熱狂的なBMWファン層からは敬遠されがちでした。

中古車相場は「需要と供給」で決まります。コアなファン層からの指名買いが少ない分、相場が上がりにくい傾向にあります。 しかし、これは「ブランドの歴史にこだわらず、良い車に乗りたい」と考える一般ファミリー層にとっては、絶好のチャンスです。BMWの剛性感、ハンドリング、エンジンの良さは確かに備えているにもかかわらず、人気投票の影響だけで価格が下がっているからです。

理由②:モデルサイクルと在庫処分の影響

グランツアラーは2022年に生産終了となりました。一般的に、生産終了モデルやモデル末期の車種は、メーカーやディーラーが在庫処分のために新車価格の大幅な値引きを行うことがあります。新車が安く売られると、それに引きずられる形で中古車相場も全体的に押し下げられます。

これは「車の寿命」や「品質」とは無関係な、純粋な経済原理です。 私たち中古車販売店から見れば、グランツアラーは「品質は高いまま、価格だけが適正値より下がった状態(=バリューゾーン)」に入ったと言えます。

つまり、現在の安さは「不人気」だからではなく、「知る人ぞ知る賢い選択肢」になっている証拠なのです。

「3列目シートは狭い」は本当か?誤解を解くカギは「使い方」

グランツアラーを検討する際、最も議論になるのが「3列目シートの広さ」です。 結論から申し上げます。

「大人が長時間座ってドライブするのは、正直厳しいです。」

足元のスペースは限られており、座面も低めです。国産のLクラスミニバン(アルファードやヴェルファイア等)のような、全席ファーストクラスの快適性を求めてはいけません。 しかし、だからといって「使えない」わけではありません。「使い方」の想定を変えるだけで、このシートは最強の武器になります。

大阪ファミリーの「リアルな使用シーン」に合致

私たちのお客様(大阪・兵庫・京都エリアのファミリー層)の使用実態をヒアリングすると、「365日、常に7人で移動する」ご家庭は極めて稀です。

基本はパパ・ママ・お子様2人の4人乗車。3列目を使うのは、以下のようなシーンに限られます。

  • お盆や正月に、実家の祖父母を駅やレストランまで送迎する(片道30分以内)
  • 子供のサッカークラブの友達を、試合会場から近所のコンビニまで乗せる

つまり、グランツアラーは「7人乗りバス」ではなく、「いざという時に7人乗れるステーションワゴン」と捉えるのが正解です。

普段は3列目を床下に収納しておけば、そこには広大なラゲッジスペースが生まれます。ベビーカーを畳まずに積んだり、コストコ尼崎倉庫店で大量の買い物をしても余裕で飲み込む積載量は、国産コンパクトカーでは真似できません。 「普段は広々5人乗り、緊急時だけ7人乗り」。この割り切りができる方にとって、これほど合理的なパッケージはありません。

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「輸入車は維持費が高い」の嘘・ホント

「輸入車はすぐ壊れるし、部品代も高い」というイメージをお持ちではありませんか? 確かに、無策で維持すれば国産車より高くなる可能性はあります。しかし、グランツアラー(特にディーゼルモデル)には、維持費を国産車並み、あるいはそれ以下に抑えられる明確な理由があります。

理由①:クリーンディーゼル(218d)の驚異的な経済性

グランツアラーの中古車市場で主流なのは、2.0Lディーゼルエンジンの「218d」です。 このエンジンの最大の魅力は、「燃費の良さ」と「燃料代の安さ」です。

BMWのディーゼルエンジンは非常に優秀で、大阪市内から神戸・京都への移動や、阪神高速を使ったドライブにおいて、実燃費で15km/L〜20km/L近く走ることも珍しくありません。 さらに、使用燃料は「ハイオク」ではなく、安価な「軽油」です。

リッターあたりの単価が安く、燃費も良い。長距離を走れば走るほど、国産ガソリン車やハイオク仕様の輸入車との差は歴然です。年間走行距離が1万kmを超えるご家庭であれば、燃料代の差額だけで、メンテナンス費用の元が取れてしまうケースも多々あります。

理由②:FFベースによる整備性の向上

従来のFR(後輪駆動)BMWに比べ、FFベースのグランツアラーは部品点数が合理化されており、構造もシンプルです。 また、私たちグッドディールのような専門店では、純正パーツと同等の品質を持つ「OEMパーツ(社外優良部品)」を活用することで、正規ディーラーでの整備よりも大幅にコストを抑えたメンテナンスが可能です。

「輸入車=維持費が青天井」というのは一昔前の話。特にモデル末期の年式であれば初期トラブルも解消されており、信頼性は非常に高まっています。

内装がチープ?いえ、それは「タフネス」です

「BMWの上位モデルに比べて、内装にプラスチックが多くて高級感がない」 このような評価を目にすることもあります。

確かに、7シリーズや5シリーズのような、繊細なレザーをふんだんに使った「工芸品のような内装」とは異なります。しかし、これを「ファミリーカーとしての耐久性」と捉えてみてください。

小さなお子様がいるご家庭の日常は、実は過酷です。

  • 靴の裏でシートの背面を蹴る
  • お菓子やジュースをこぼす
  • プラスチックのおもちゃをドアの内張りにぶつける

グランツアラーの内装素材は、こうしたハードな使用にも耐え、傷がつきにくく、汚れを水拭きでサッと落としやすい実用的な素材が多く使われています。 高級すぎる内装は「汚さないように」と気を使いますが、グランツアラーは「道具としてガシガシ使えるBMW」です。この「気楽さ」こそが、子育て世代にとっての本当のラグジュアリーではないでしょうか。

グッドディールが教える「失敗しない選び方」

大阪・関西の中古車市場でグランツアラーを探す際、プロとして必ずチェックしていただきたいポイントをお伝えします。

メンテナンス履歴の確認(特にディーゼル)

ディーゼル車は「ちょい乗り(短距離走行)」ばかり繰り返すと、DPF(微粒子除去装置)に煤がたまりやすくなります。「週末に高速道路を使って遠出していた」ような車両が理想です。整備記録簿を見て、定期的にオイル交換されているか必ず確認しましょう。

タイヤとブレーキの残量

輸入車は国産車よりボディ剛性が高く重量もあるため、ブレーキパッドやタイヤの消耗がやや早めです。購入時にこれらが交換時期に来ていないか、あるいは納車前に新品交換してくれるかを確認しましょう。ここを交渉するだけで、乗り出し後の出費が数万円〜十数万円変わります。

「専門店」での購入

一般的な中古車店では、クリーンディーゼルの特性(アドブルーの補充やDPF再生など)を正しく理解していない場合があります。「安さ」だけで選ばず、輸入車の整備ノウハウを持った店舗を選ぶことが、結果的に維持費を安くし、車両の寿命を延ばします。

グランツアラーで広がる「関西の休日」

大阪を拠点に生活する私たちにとって、車は単なる移動手段ではなく、家族の思い出を作るためのツールです。 グランツアラーの「走りの良さ」と「積載性」があれば、こんな週末が実現します。

シーン①:淡路島・白浜へのロングドライブ

BMW特有の「アウトバーンで鍛えられた高速安定性」は、ファミリーカーであるグランツアラーでも健在です。 阪神高速や神戸淡路鳴門自動車道で強い横風を受けても、背の高い国産ミニバンではフラつくようなシーンで、この車はビシッと路面に張り付くように走ります。 ステアリングの修正が少なくて済むため、運転手であるお父さん・お母さんの疲労度が段違いに少なくなります。「目的地に着いてからも、子供と一緒に全力で遊べる」。これは大きなメリットです。

シーン②:京都・奈良の古都めぐり

道が狭く、観光客で混雑する京都や奈良の市街地。 ここで活きるのが、パート1で解説した「全幅1,800mm」のサイズ感と、アイポイント(視点)の高さによる見切りの良さです。 大きなSUVでは躊躇してしまうような路地裏の隠れ家カフェや、狭いコインパーキングにも、ストレスなくアプローチできます。「道が狭いからあのお店は諦めよう」という妥協がなくなります。

シーン③:琵琶湖でのキャンプ・アウトドア

2列目・3列目を倒せば、広大なフルフラットスペースが出現します。 テント、タープ、BBQコンロなどのキャンプ用品も満載可能です。開口部が低く広いため、重い荷物の積み下ろしも楽に行えます。 リアバンパーの下に足を入れるだけでテールゲートが開く「コンフォート・アクセス」機能がついている車両なら、両手が荷物で塞がっていてもスマートに積み込み完了です。

リセールバリューから見る「投資」としての価値

車を買う時、どうしても「買う時の価格」ばかり気にしてしまいますが、プロは必ず「手放す時の価格(リセールバリュー)」も計算に入れます。

新車で購入した場合、登録から最初の3年での値落ち幅(減価償却)が最も大きくなります。逆に言えば、「中古車がお買い得なのは、最初のオーナーが値落ち分を負担してくれたから」です。

現在、中古車市場にあるグランツアラーは、すでに新車価格から大きく値落ちした後の「底値圏」に近い状態にあります。

新車の国産ミニバン(400万円)を買った場合

3年後、モデルチェンジや過走行で価値が半減(-200万円の損失)するリスクがあります。

中古のグランツアラー(150万円)を買った場合

もともとが安いため、3年後に価値が0円になることはまずありません。仮に半値になったとしても、損失額は75万円です。

「初期費用を抑えられ、将来的な値落ちの金額的損失も少ない」

グランツアラーの中古車は、家計を守るという意味でも、非常に資産防衛力の高い「賢い選択」と言えるのです。

大阪でグランツアラーを探すなら、株式会社グッドディールへ

「グランツアラーが良いのは分かった。でも、やっぱり中古の輸入車は故障が不安…」 「どのお店で買えばいいのか分からない」

そうお考えの方こそ、ぜひ一度、私たち株式会社グッドディールにご相談ください。 私たちには、大阪・関西エリアで長年、高級輸入車・中古車を扱ってきた実績と、以下の強みがあります。

  1. プロの目による厳格な仕入れ
    市場価格が安いからといって、状態の悪い車は一切扱いません。修復歴の有無はもちろん、機関系のコンディション、内装の使用感まで厳しくチェックし、自信を持っておすすめできる車両のみを在庫しています。
  2. 輸入車専門の整備ノウハウ
    ディーゼルモデル特有のメンテナンスポイントや、年式ごとのウィークポイントを熟知しています。納車前には徹底的な点検・整備を行い、「安かろう悪かろう」ではない、安心のカーライフを提供します。
  3. 高価買取・下取りの強さ
    現在お乗りのお車の買取も得意としています。輸入車・国産車問わず、最新の相場に基づいた適正価格で査定を行い、乗り換えの総コストを最小限に抑えるご提案をさせていただきます。

グッドディールで理想の一台を

大阪・関西圏であなたにピッタリの中古車をお探しの方は、ぜひグッドディールにご相談ください。豊富な在庫と、経験豊富なスタッフがあなたのライフスタイルやニーズに合った最適な車選びをお手伝いします。

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